比賀木材 立木伐採集材

比賀木材では、事前の資源調査をはじめ、支障木・立木伐採の請負や、伐採・搬出方法の提案、出荷体制の整備、切り出した木材の販売計画立案、伐採後の造林や育林までを一貫して行っています。

また、複雑な地形に対応した架線集材やヘリコプター集材など、時代に応じた林業技術をいち早く導入しています。

日本の山林は国土面積の約3分の2を占め、先進国の中では有数の山林大国と言われています。また、山林は水源保持や木材資源の育成など、日本の国土保全に重要な役割を果たしています。

比賀木材では、山林や立木に配慮した方法で伐採や集材を行い、山林荒廃をなるべく防ぐとともに、京都の素材生産業者では数少ないヘリ集材を用いて、作業の効率化を図っています。

ヘリ集材を利用するメリットは大きく、集材作業の効率化だけでなく、林道の開設が困難な山林や、搬出経路に保護すべき場所がある場合にも用いられます。

ただし、ヘリコプターは時間単価が高く、事前の段取りや伐採現場との連携といった作業ノウハウが必要なため、ヘリ集材を用いる京都の素材生産業者は少なくなりました。

他にも高性能林業機械(スイングヤーダ)による伐採搬出作業や、林道、作業道の開設、架線による集材作業などを用いて、伐採後の搬出が難しい山林でも作業を行っています。

林業機械

伐採後の立木は市場に出荷したり、木材市況に応じて建材や製材向けの素材丸太として販売しています。また、バイオマス発電用の燃料としても出荷し、残材の有効活用に配慮しています。