比賀木材 造林育林

林業の仕事は、森林を育てて整備や管理を行う「造林」と、育てた立木を伐採して販売する「素材生産」の2つに分けられます。

比賀木材は、素材丸太を主に自社で所有する森林で生産し、育林・造林から、伐採、丸太加工、販売までを一貫して行うため、「造林」と「素材生産」の両方を行っています。

比賀木材では高品質の素材丸太を生産するため、適切な山林管理を行うとともに、立木伐採後の植林や育林を通じて、日本国土の約3分の2を占める山林の保全や、木材資源の育成に努めています。

造林の仕事

比賀木材 植林

造林の仕事はおおよそ以下の3つに分けられます。

  • 植林
  • 間伐
  • 枝打ち

植林はスギやヒノキなどの苗を育てて、伐採後の山林に植えることです。植林の際は十分なスペースと間隔を取り、穴を掘って苗木を植えていきます。

間伐は成長中の立木の中から、形の悪いものや成長が遅いもの、他の木の妨げになるものを選んで伐採します。適度な間伐によって立木の間隔を広げ、成長を促すことができます。

枝打ちは不要な下枝を切って、立木の形態を整える作業です。定期的な枝打ちによって、市場で高い評価を受ける高品質の原木丸太を生産することができます。

北山丸太のような真っ直ぐなスギを生産するには、立木の成長に応じて下部の枝を切り落とすことが重要で、付加価値の高い素材丸太生産には欠かせない作業です。

この他にも植えた苗木のために雑草や雑木を刈り取る下草刈りや、シカの食害を防ぐためのツリーシェルターや防護ネットの設置作業があります。

比賀木材 ツリーシェルター設置